山颪の日記

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help リーダーに追加 RSS 内閣改造のこと

<<   作成日時 : 2008/07/21 08:44   >>

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福田首相は8月下旬召集予定の臨時国会前に内閣改造を行なうようである。報道によれば、首相に近い与党関係者は「もう間違いない」と語り、早ければ今月末か8月初旬にかけて改造に踏み切るという。しかし、首相の思うような人材配置ができなければ先送りする可能性も指摘されており、なお流動的だ。
福田内閣は昨年9月、安倍内閣の閣僚17人のうち15人を残して発足した。福田氏を支持した派閥から人心一新の要求が出てもおかしくはない。山崎拓・前副総裁は目下、その急先鋒である。自派の結束を固めるためにも、改造に当たって存在感を誇示したいところだ。小泉、安倍内閣で派閥の意向をないがしろにされてきた他の領袖も多かれ少なかれ同じ心境ではあるまいか。
一方で、福田内閣の支持率が依然低迷しているため、党内には「次の総選挙を戦えるのか」という不安が蔓延している。改造しても支持率が目に見えて向上しなければ、首相退陣もあり得る状況下にある。本来ならば、人心を一新して自前の内閣を造りたいところだろうが、率直に言って、今の首相にはその力がない。北海道洞爺湖サミットも政権浮揚にはつながらなかった。内閣改造を断行し、派閥領袖の意向を受け入れて挙党体制を図ることができたにしても、政治資金不正などのスキャンダルが一つでも出ればお終いである。「現布陣で粛々と政策を進めた方がいい」という一部の意見にも一理がある。
次の総選挙で政権交代を目指す民主党は9月に代表選挙を行なうが、「小沢再選」が既定路線である。しかし、党内は一枚岩ではない。前原・前代表らのグループは小沢氏の政治姿勢に異論を唱えて止まず、小泉元首相との接近が取り沙汰されている。世論も、政権交代を望みながら、「小沢待望論」が彷彿としている状況ではない。
かれこれ考えてみると、実態のよく分からない政治状況が続いているとしか言いようがない。日本の現状と将来を語る昨今の新聞論調も抽象的で、現実的な視点を欠いているように思われる。(了)

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