山颪の日記

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help リーダーに追加 RSS 二転三転した米国の竹島領有権記述―日本は静観

<<   作成日時 : 2008/07/31 16:17   >>

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竹島の帰属に関する米国政府の見解。
従来は「韓国領」としていた。これについて最近、米政府機関の地名委員会が「主権未指定」に変更した。つまり、日本と韓国の間で帰属を巡り争われているという現状を認めたものだ。
この変更は、教科書記述に「本来は日本の領土だが、韓国も領有権を主張している」という現状を記述するよう求めた文部省見解に近い認識である。
米政府は8月5日にブッシュ大統領訪韓を控え、「現時点で変更する正当な理由はなかった」として30日、元の「韓国領」に戻すことを決めた。米国家安全保障会議のワイルダー上級アジア部長によれば、韓国政府が記述変更に猛抗議し、「非常に高いレベル」からの申し入れを受けたブッシュ大統領がライス国務長官に変更の詳しい経緯を調べるよう指示して、元に戻すことが決まったという。
韓国では米国産牛肉の輸入問題で大規模な抗議集会が勃発。李明博大統領の支持率が急降下した。ブッシュ大統領は当初、北海道洞爺湖サミットに合わせて韓国訪問を計画していたが、そうした韓国の政情を考慮して取り止めた経緯がある。韓国では今、竹島に関する日本の教科書記述に対する反発が勃発、米地名委員会の同島帰属に関する変更は日本の主張を受け入れたものだとして反米感情をも引き起こしかねない。「非常に高いレベルからの申し入れ」や「ブッシュ大統領の直接指示による記述差し戻し」は米韓首脳会談を成功させるための高度な「政治判断」によるものである。
韓国当局はこれを受けて「歓迎し、評価する」と述べた。町村官房長官も米国に対し直ちに記述変更を求めることはせず、事態を静観する考えを示した。米韓首脳の高度な政治判断を黙認したということだろう。
竹島に関しては韓国のナショナリズムが突出している。日米韓の友好関係維持は外交の最重要課題なので、今回の日本の対応も一概に弱腰とは言えないだろう。李明博大統領の声明からも、この問題で国内が加熱することは望んでいないことが伺える。(了)

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